35歳、年収500万円で「独身生活」を満喫しています。親からは結婚をすすめられますが、今は“独身”でも問題ないですよね…?への解説コメント

2024/08/08 18:10



厚労省の人口動態調査によれば、2022年時点で初婚として結婚した男性のうち63358人(全婚姻者数の22.7%)は35歳以上ですので、35歳時点で婚活を始めたとしてもそれほど珍しい話ではありません。ちなみに40歳以上ですと28449人・10.2%と、ぐんと少なくなります。

また国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査によれば、独身者で一生涯結婚するつもりはないとする人は直近2021年で男性13.6%・女性11.2%に達しており、少数派ではありますが滅多にない、というレベルの値でもないのも事実です。さらにこの値は年々増加する傾向にあり、前回の2015年調査ではそれぞれ9.1%・5.5%でした。

独身者による独身生活の利点として、男女とも「行動や生き方が自由」が最多回答値として挙げられ、この値は増加傾向にあります。生き方の変化が結婚観を変えているのかもしれません。

そもそもこれってFPに聞くような話なのかなという、いつものパターン的なツッコミはさておくとして。晩婚化は進んでいるので、それほどレアなケースでもないということをデータ上から。そして価値観の変化が晩婚化の一因にある、と。

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