【キャッシュレス化の波】「普段、現金を持ち歩かない」人はわずか2.2%…店舗での支払いは依然「現金」多く への解説コメント

2024/08/13 12:32



金融広報中央委員会の知るぽるとの「家計の金融行動に関する世論調査」によれば、単身世帯では1000円以下の支払いに対し60.4%が、1001~5000円以下では45.7%が現金による決済を主な手段としていると回答しています。1000円以下ではクレカが36.0%、電子マネーなどが42.8%で、現金決済が一番大きな手段です。

支払金額が大きくなるにつれて現金支払い率は減り、クレカが増えていきますが、「普段の(買物のための)持ち歩き」では、多額の支払いをする機会はあまり想定できないため、また、クレカや電子マネー非対応のお店での買い物の可能性もあるため、現金を持ち歩くのは当然かと思われます。

なお二人以上世帯の場合は1000円以下の支払いに対し63.3%が、1001~5000円以下では46.9%が現金による決済。単身世帯よりむしろ大きな値が出ています。

例えば高い買い物をするのが前提の外出や、カード支払いを想定している場合は、必然的に「現金は要らないな」という認識になるでしょうが、今件ではあくまでも「普段」との前提がありますので、少額による買い物が容易に想像できることから、現金を持ち歩く人が多いのも当然の話。無論、少額決済も可能な場所のみにいくつもりなら、現金持ち歩くのは面倒くさいとなることもあるでしょうけれど。

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