「熟年離婚」の割合が過去最高に 長寿社会、役職定年も背景に への解説コメント
2024/08/13 18:01
【不破雷蔵さんのコメント】今件は2023年9月15日発表の2022年分人口動態統計(確定報)がベース。 同居年数20年以上の離婚件数割合を見ると(%) 1950年...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/OqZ0pPXeMC
— 140gnews (@140gnews) August 13, 2024
今件は2023年9月15日発表の2022年分人口動態統計(確定報)がベース。
同居年数20年以上の離婚件数割合を見ると(%)
1950年…3.5
1960年…4.4
1970年…5.3
1980年…7.7
1990年…14.0
2000年…16.5
2010年…16.9
2020年…21.6
2022年…23.5
となり、確実に増加を示しています。婚姻者数の漸減とともに離婚数も漸減している一方でこの比率が増加していることからも分かる通り、20年以上の離婚件数そのものは今世紀に入ってから年4万件足らずで安定しています。
一方2022年での離婚における夫の年齢別動向を見ると(件)
19歳以下 209
20代 5778
30代 36033
40代 35669
50代 22223
60代 8749
70歳以上 5001
と、夫が30~40代での離婚が多いことがうかがえます。
1年近く前に確定報が出た統計データを基にした話が、なぜ今頃出てくるのか不思議ではあり、もしかしてこれをトリガーとして書籍の紹介やら何らかの運動が始まるのかなと思うと少々頭を抱えたりも。
それはさておき。実際、20年以上一緒にいた夫婦の離婚数が減っていない、婚姻数は漸減してるので比率が上がってるのは確かなんだけど、よく考えてみると、初婚年齢があがっているとはいえ、同居年齢を積み重ねていない(まだ若い)夫婦の数は漸減しているわけで(婚姻数が減ってますので)。そうなると、婚姻数が多かったころの同居年数が長い夫婦の離婚率が上がっていくのもそれほど不思議ではないのかもな、と。
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