「そんなことあったっけ?」の一言が引き金になった離婚。ゴミ捨てすら3日坊主の50代昭和夫に妻がサヨナラを突きつけた真っ当すぎる理由 への解説コメント
2024/08/14 14:23
【不破雷蔵さんのコメント】先日も同様の主旨のテーマの記事が掲載されましたが、「熟年離婚の増加」には注意が必要です。熟年離婚とは同居期間が20年以上の夫婦の離婚を意味し...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/AfkRoG6nsH
— 140gnews (@140gnews) August 14, 2024
先日も同様の主旨のテーマの記事が掲載されましたが、「熟年離婚の増加」には注意が必要です。熟年離婚とは同居期間が20年以上の夫婦の離婚を意味しますが、その件数は前世紀末にかけて増加し、今世紀に入ってからは年4万件前後を行き来しています。他方、婚姻件数・婚姻率も2000年あたりを節目として、それ以降は減少の一途をたどっており、多少の初婚年齢の増加があったとしても、同居期間が短い夫婦の数は漸減しているのが実情です。
したがって、全夫婦における同居期間の長い夫婦の割合は増えていくわけで、当然離婚率が変わらなければ、全離婚夫婦に占める比率も増大していきます。
また、内閣府の男女共同参画局でも指摘されていますが、昨今では婚姻全体の1/4ほどが初婚ではなく再婚となっていることにも注目したいところです(2020年時点で26.4%)。
この類の話って一度出るとミントのように次から次へと湧いてくるのでナニなのですが、一定の同居年数を持つ婚姻者に対する離婚者の割合が変わらなければ、同居年数が短い婚姻者数は減少しているのだから、長い同居年数の夫婦の離婚者率が増えるのは当然なのですよね。今回過去最大とする値は、突然降ってわいたわけではない。
時間があれば、もう少し深堀りしたいところではありますが。人口動態統計に、現時点で婚姻している人における、同居年数区分別人数とか夫婦数ってあったかしら。
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