やっぱり“昔の夏は涼しかった” 50年前から4度上昇…気象台も「結構上がっている」7月の金沢の平均気温への解説コメント
2024/08/14 14:26
【不破雷蔵さんのコメント】気象庁では各種気象情報を観測し、公開しています。それを基に「暑さに関する値」を拙稿「東京や大阪の気温は上昇中…100年以上の推移をさぐる(2...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/NeF39DzzrH
— 140gnews (@140gnews) August 14, 2024
気象庁では各種気象情報を観測し、公開しています。それを基に「暑さに関する値」を拙稿「東京や大阪の気温は上昇中…100年以上の推移をさぐる(2023年版)」などで検証していますが、夏季に該当する7月・8月においては、東京は140年あまりで2度強、大阪でも2~3度ほどの上昇が確認できます。
また、単純な気温だけでなく、熱帯夜(夜間の最低気温が25度以上のこと)や真夏日・猛暑日の日数をカウントしても、やはり昔と比べ現在になるに連れて数は増えおり、気温が上昇していることが確認できます。
気象庁でも特設解説ページ「ヒートアイランド現象」をもうけ、その中で「都市部において長期的な気温の上昇傾向がみられ、特に都市化が進んでいる地点ほど気温の上昇率が大きい」「冬日の減少や熱帯夜(最低気温が25度以上の夜)・猛暑日・真夏日の増加、日中最低気温の上昇、乾燥化の進行が進んでいる」と述べています。
実際に気温は上昇中。それと同時に、人口集中地帯への人口の集中も進行中で、そのような場所ほど気温の上がり方が急なのも確認済み。いわゆるヒートアイランド現象が発生しやすい・影響を受けやすい場所に人が集まっているという感じで、それがさらに暑さを底上げしている。昔の感覚で「暑くても根性で耐えろ」というのは、茹で上がって宣告に等しいのです。
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