「家事をしない夫」の心理とは?理由を聞いたら「妻がやってくれるから」が最多だった!への解説コメント

2024/08/17 12:33



何かと話題の夫の家事ですが、国立社会保障・人口問題研究所の全国家庭動向調査によれば、妻の就業形態で大きな差があります(夫の家事分担率)。

正規…31.0%
非正規…21.3%
自営・家族従業…19.6%
専業主婦…18.8%

仕事で忙しい妻ほど、その代わりに夫が家事をしているようすが分かります。とはいえ、専業主婦でも2割近くの家事を夫が担当しています。

具体的な家事の夫の実施状況ですが、週1~2回以上で区切ると

ゴミ出し…57.7%
食後片付け…47.8%
日常の買物…46.0%
風呂洗い…42.9%
洗濯…39.6%
炊事…30.6%
掃除…29.2%

などとなります。なお育児では値は高く、例えば子供の遊び相手なら92.2%、風呂入れなら80.2%などとなります。

実のところ、共働きだったり、さらには夫と同じレベルの就業状態ならともかく、専業主婦だったりパートなどだった場合、夫の方が就業による時間・身柄の拘束や体力の消耗は大きいのだから、妻と同レベルで家事をしろというのは難しいのかもしれないです。実際、残業などで帰宅時間が遅いほど、夫の家事時間は短くなるとのデータもある。

他にも例えば、夫は仕事・妻は家事という役割分担が云々という話とか(ただしこれは専業主婦であることが前提)、夫のスキルでは家事などを任せるとコワイというのもあったりしますね。

妻の就業、つまり兼業主婦は増えていることから、家事の分担の話が声高に語られるようになったのも当然ではありますが…。

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