成長続ける日本のGDP、生活実感との乖離なぜ 「悪い物価上昇」で、支払い増えても得られるモノ増えずへの解説コメント
2024/08/19 15:20
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— 140gnews (@140gnews) August 19, 2024
「日本では」との話ですので、数量的な他国との比較が必要かもしれません。例えば厚労省の「国民生活基礎調査」では定期的に生活意識について尋ねており、これによるといわゆる「一億総中流」が通用した前世紀末ぐらいまでは、生活意識で「普通」との回答が過半数でした。しかし今世紀では「大変苦しい」「やや苦しい」と答える人が増え、ここ数年でようやく「普通」がまた増え始めたものの、直近2023年では物価高騰で再び減る動きを示しています。
他方、内閣府の「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」によると、日本は他国と比べて(調査では若年層のみ対象ですが)、内向的、マイナス思考的な項目で他国と比べて高い値が出ており、「日本人は他の国の人と比べて、『自分が他人に役立つ存在である』と認識することで、初めて自分の満足・充足感を得る傾向が強い」と分析されています。生活実感の観点で、この点が不足している可能性はあります。
本文の限りでは生活意識について他国と比較した上で日本が少ない、なんでだろう的な印象のタイトルとは合致しないのですよね。むしろよくある「海外ガー」的な出羽守感の展開になっているのが残念。他の国も似たように、GDPと生活意識の乖離が生じているかもしれないけど、それの裏付けがない。
一方、補足してあるけど、日本人をはじめとするアジア系の人は、特に日本人はだけど、否定的なもののとらえ方をする傾向がある。これが、生活意識を底上げできていない原因の可能性はある。文化的、民族的な話なら、単純にGDPが云々だけでは語れなくなるのですよね。これが難しい。
…というか。なら数十年前に戻って生活したいと思う?
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