テレビの視聴時間、約4人に1人が「短くなった」と回答。10代女性では約6割が「スマホの利用が増えた」への解説コメント

2024/08/23 17:22



テレビの視聴時間が減り、スマホなどのネット利用時間が増えている実情は、体感している人も多いはずです。博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所調査「メディア定点調査」によれば、全体ではテレビ視聴時間は122.5分なのに対し、携帯電話(実質スマホ)は161.7分と大きく上回っています。年齢階層別でもテレビが携帯電話以上となるのは男性で50代以上、女性で60代以上。

経年推移で両者の動向を確認すると、携帯電話の時間がテレビを上回っているのは2022年以降。最近のことですが、調査開始の2006年(テレビ172分・携帯電話11分)以降、テレビ視聴時間は漸減し、携帯電話は漸増しており、両者はいつか入れかわることが予想されていました。

またテレビの総世帯視聴率HUTが漸減傾向にあり、コロナ禍で一時回復した後、加速度的に減少の動きを占めているのも、一連の流れにつながるところがあるのでしょう。

なんか似たような話を先日「急に、ってどこにも書いてないよね」的な話として言及した気がしますが。スマホの利用時間が伸び、テレビが縮んでいくのはこの10年以上もの間の継続傾向。特にこの数年、コロナ禍以降は加速度的な雰囲気。で、よく思いかえしてみると、HUTの上昇と急降下も、このタイミングだなということで加えた次第です。

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