新入社員の約4人に1人が「3年以内に退職・転職したい」。同じ会社で5年働いても年収が上がらない?【マイナビ調べ】への解説コメント

2024/08/28 17:51



ソニー生命保険が社会人1年生と2年生に対して実施した「社会人1年目と2年目の意識調査」によれば、社会人1年生では11.2%、2年生では18.0%が「今勤めている会社を辞めたい」と考えています(本来は最初就職した会社でどれぐらい働きたいかとの質問)。

また厚労省の「新規学卒者の離職状況」によると、中卒者では52.9%(1年目のみでは31.9%)、高卒者は37.0%(17.8%)、大卒者でも32.3%(12.0%)が、就職した直後に入社した会社を辞めています。希望はさておき、実際に辞めてしまう人はかなりいる次第です。

3年という区切りはよく話として「相性が悪くてもだまって3年は勤めてみろ」的なものが伝えられるからなのかなと思いつつ。ケースバイケースではあるのでしょうが、実情として3年以内に辞める人は結構おり、それほどレアなものではないという実情は認識して欲しいかな、と。そして本文で指摘の通り、年収などの労働報酬対価の観点で将来性がないのなら、その会社に固執する・拘束される・忠誠心を抱く必要はどれほどあるのか、という感じではあります。

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