来年の年賀はがき、26%減 値上げで落ち込み最大 日本郵便への解説コメント

2024/08/30 18:33



今記事にある「前年比マイナス25.7%」は前年の当初発行枚数である14.4億枚と、今年の10.7億枚を比較してのものです。前年は最終的な発行枚数が14億4000万1100枚と、当初発行枚数とほぼ変わりませんでしたので、今年も同様の流れとなると思われます。

年賀はがきの発行枚数は2003年発行の44億5936万枚をピークに、ほぼ毎年減少しており(2009年以降は毎年)、2020年以降は毎年前年比で10%以上もの減少を示しています。しかし今回のような20%以上の数字を見せたのは初めてです(これまでは2018年と2023年のマイナス14.1%が最大の減少幅)。

本文にもある通り、郵便料金の大幅値上げが、ただでさえ進んでいる年賀はがきの需要をさらに減少させる結果となることはほぼ確実で、このままのペースでスト早ければ来年八個分で10億枚の大台を割り込むことになります。

年賀はかぎの枚数はがっつり減っている昨今だけど、今年発行分は値上げが大きく影響し、過去最大の減少率。時代の流れとはいえ、寂しいものではあります。

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