年金なんてもらわないほうがよかったじゃん…月収36万円・65歳の再雇用サラリーマン、収入増で「年金停止」確定に激怒への解説コメント

2024/09/15 06:51



少なくとも公的年金は、現役引退後も現役時代の生活と同等の水準を維持できるよう、老後の備えや再就労による労働対価を補完するためのものです。公的年金だけで100%フルに生活できるような設計・制度ではありません。現役の手取り収入に対し、どの程度を補完するかの割合を所得代替率と呼んでいますが、少なくとも50%以上が方針とされており、厚労省の「将来の公的年金の財政見通し(財政検証)」の公開資料によれば、2024年では61.2%になると推定されています。

制度上区切りがある程度荒くはなりますが、年金受給資格のある年齢となり、受取を開始しても、所得があればそれだけ補完する必要性は低くなるのですから、年金受給額が低くなっても不思議ではありません。

公的年金は年金をもらえる資格を得られる制度であり、一定額が取得できる保険や投資とは話が違うのですよね。自分で稼げるのなら、その分、補完が目的の年金が減らされるのは当たり前。この辺り、実は生活保護と概念が似ていたりします。

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