会社に「勤続30年」の役員がいます。かなりの額の「退職金」が出るのでは?と社内で噂に…。退職金の相場がいくらか知りたいですへの解説コメント
2024/09/18 06:54
【不破雷蔵さんのコメント】厚生労働省の賃金事情等総合調査によると、2022年における平均退職金支給額は(万円、定年退職/会社都合/自己都合) 全体 1878.3/1...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/AUPr6opg8a
— 140gnews (@140gnews) September 17, 2024
厚生労働省の賃金事情等総合調査によると、2022年における平均退職金支給額は(万円、定年退職/会社都合/自己都合)
全体 1878.3/1399.9/487.5
製造業 1872.9/1197.2/447.3
となっています。記事内容に近い勤続30年の事例もあり、それによると(事務・技術職、万円、大学卒/高校卒)
全体 2054.5/1470.5
製造業 2000.3/1427.0
です。
なお労基法には退職金の取り決めはありませんが、就業規則の作成に関して、退職手当を定める時には各種要件を作成する必要があると定めています。そして就業規則は周知義務があるため(労働基準法第106条)、就業者に閲覧をかけることはできません。勤続年数が分かるのなら、退職金の額も退職金規定を確認すれば大体把握はできるはずです。
相場はともかく、該当者の退職金の実情は、勤続年数が分かっているのなら、退職金規定を見れば大体分かるはずですよ、で終了案件。企業によって設定は違うのだから、平均を見てもあまり参考にはならないとは思いますし、第一他人の退職金云々というのは少々下衆な感もあります。
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