日本全域でこの時期としては10年に一度程度しか起きないような「著しい高温」になる可能性 9月後半になっても熱中症に警戒 気象庁発表、9月23日頃~25日頃からへの解説コメント

2024/09/19 10:11



今年は春先の時点で、春先まで続いていたエルニーニョ現象の影響から、猛暑になると予報されており、実際その通りの気候となっています。熱中症による救急搬送者数も直近発表分の9月15日までで9万3757人となり、昨年の同時期の8万8018人を大きく上回っています。

今年は9月に入っても救急搬送者における未成年者の割合が増加せず、2学期となって学校に通うようになった子供が、体育祭の準備などで外に駆り出されて無理をして・させられて熱中症となる事例が、例年と比べると少ない感はあります。学校側に注意が浸透したのか、危険を感じるほどの暑さが続いているのか、さだかではありませんが。

消防庁では熱中症による救急搬送者数のカウントを、9月30日を含む週まで実施する予定ですが、「異常気象等により上記調査終了予定日以降も熱中症が多発するような場合には、調査期間を延長することがあります」としています。9月9日~9月15日で4157人も発生し、今後もまだ暑い日が続く予報が出ている現状では、もう少し終了時期が延ばされる可能性は十分にありましょう。

あまりにも暑すぎて、今日付でも猛暑日(最高気温35度以上)を観測しそうな状況だったりしますが、これがまだまだ続くとか。熱中症リスクも上乗せされるでしょうね。この時期の暑さには慣れていない、そして7月・8月の暑さでの疲れが蓄積してるところにこれですから。

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