夫が「部長」への昇進を断りたいと言っています。課長のままより「お給料」は増えると思うのですが、やはりそれだけ“仕事の負荷”も増えるのでしょうか…?への解説コメント

2024/09/27 17:59



ソニー生命保険の「社会人1年目と2年目の意識調査」によると、新社会人と2年目を迎えた調査対象母集団全体において、将来どの役職まで出世したいかと尋ねた結果は次の通り。

社長…7.3%
役員…13.7%
部長…18.4%
課長…12.4%
出世したいと思わない…48.2%

半数近くが出世を望んでいません。この出世を望まない割合ですが、

社会人1年生 男性31.2%・女性56.0%
社会人2年生 男性42.0%・女性63.6%

となり、結婚などで定年前に退職するケースが多い女性の方が高く、社会人2年生の方が高い値が出ています。

この傾向について報告書では「『出世したら負け』という言葉も聞こえるほど、近年では出世したくない若者が増えている。その原因として、出世した上司が幸せそうに見えない、所得以上に業務量やストレスが増える、プライベートが犠牲になる、などの見方がある」と説明しています。

タイトル部分だけで分かるわけないやろ、といつものファイナンシャルフィールドへのツッコミはさておき。出世しても手取りが増えないという話すらある昨今。手取りが増えたとしても、それ以上にリソースを消耗させられるとなれば、単純なソロバン勘定の上で「出世ノー」とするのは当然の話。

企業側としては、もし出世させたいのなら、最低でも相応の対価を保証すること。まずはそこからです。

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