「肉まん」→関西で「豚まん」と呼ぶ理由って? 東西で異なる「肉」の文化を探ってみたへの解説コメント
2024/09/30 06:28
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— 140gnews (@140gnews) September 29, 2024
詳細は拙稿「どの地域が一番牛豚鶏肉を食べているのだろうか、消費量面から実情をさぐる(2024年公開版)」などで。東西日本での肉文化の違いの理由は
・昔の農耕用家畜としては東日本が馬、西日本は牛が主流。東日本では冬が長く農耕に適した時期が短いため、作業スピードが求められたのが要因。
・明治以降、和牛の産地に近い関西では牛肉が多く食べられた(農耕作業としてお役御免となった牛を食用に)。関東では馬肉文化は広まらず、関東大震災以降に養豚ブームが起き、豚肉が一般的に。
・九州地方での鶏肉の消費は、「昔から海外との交流がある(鶏肉を食す文化が浸透)」「水炊き、筑前煮などの食文化も広まっていた」などが要因。
などで、関西では肉=牛、関東では肉=豚が主流となった次第。カレーや肉じゃがに入れる肉も、関西では肉=牛、関東では肉=豚が主流。
総務省の家計調査でも、食肉の食文化による違いが出ています。
要は、肉まんと呼ばれている中華まんの中身は豚肉なので、肉=豚な東日本ではそのままで問題ないけど、肉=牛な西日本では牛肉を使った中華まんと誤解されてしまうので、豚まんと呼んだ次第で。
食は日常生活に欠かせないものなので、文化も色々奥深いものがあるのですよね。
東西日本の「肉」の違いをまとめてみる(最新)
https://garbagenews.net/archives/1841523.html
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