夕刊フジ、2025年1月末で休刊 「デジタル端末の普及、購読機会の減少、原材料費、輸送コストの上昇など年々厳しさを増しました」への解説コメント

2024/10/01 18:01



夕刊の需要は主に「家庭配送向けとして朝刊とのセット販売」「勤労者の帰宅時に時間つぶし用」の2系列ですが、後者はスマホの普及で存在意義をほぼ失い(コロナ禍で電車通勤客が大きく減ったのが致命的)、駅売店のスタンドの賑やかし以上の価値はほとんどなくなっています。前者もまた日本新聞協会の公開値の限りでは朝刊とのセット部数は445万6199・夕刊単独部数は45万2592で、これは2001年当時の値の25%・25%にまで減少しています。

また新聞通信調査会の調査では2018年時点ですでに夕刊を読まない人は71.0%、2023年時点で月極で夕刊あるいはスポーツ紙を取っている人は3.8%でしかありません。

最近では7月18日に東京新聞が23区を除き夕刊休止を、8月23日には日経新聞が北九州、下関での夕刊休止を発表しています。今後も夕刊の休止は相次ぐことでしょう。

同じような記事に関するコメントを先行したけど、諸般事情でこちらにも。ただ同じなのはアレなので、色々とひねってみたりします。zakzakも2025年1月31日で終わるってのはちょっとショックが大きい人も多いかな…って「更新を休止する予定です」とあるけど、アーカイブとしてはそのまま維持されるのかしら。不明。

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