子どもたちが書店を知らず成長「強く懸念」…経産省が書店振興へ現状の課題まとめるへの解説コメント
2024/10/04 16:46
【不破雷蔵さんのコメント】取次大手日販の「出版物販売額の実態」によれば、2022年時点で書店の出版物販売額は8157億円。ネット経由は2872億円、コンビニは933億...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/UAcV8BQWIJ
— 140gnews (@140gnews) October 4, 2024
取次大手日販の「出版物販売額の実態」によれば、2022年時点で書店の出版物販売額は8157億円。ネット経由は2872億円、コンビニは933億円。ネット経由以外は押しなべて減少傾向で、全体額も10年前の1兆9820億円から1兆4021億円にまで減少。
書店の売上の多くを支える雑誌やコミックの売上は、2022年時点で雑誌3561億円・コミック3814億円で、特に雑誌が大きく減少(10年前は8652億円)。スマホシフトなどライフスタイルの変化が、雑誌の需要を大きく減らしています。
書店数は、2022年度時点で8169店舗で大きく減少中。一時期は集約・大型化のために数が減少していましたが、今では純粋な数の減少なのが実情。特にこの10年ほどは減少度合いが加速中で、今後さらに減少することになるでしょう。
本が並ぶ環境の維持だけなら図書館を、との声もありましょうが、書店の減少は寂しいものです。
大臣直属のPTからなのか、ウェブ上に直接の公式サイトとか情報発信リリースの類はなく、談話や報道記事などが見つかる程度。ただ、読書離れっていっても実際は紙媒体の読書離れでしかなく、また、ネット通販による本の購入は激増していて最近では実店舗+ネット通販の合計値は増加に転じているのですけどね。
それこそ、図書館同様に、書店も公益法人化するってのもありかもなあ…とか。図書館並列の形で。書店省とか新設?
まぁ、現状では本屋で注文しても全然届かない、届いても期日がむちゃずれ込んでネット通販で買った方がはるかに早いという状況が続くのなら、本屋離れが進んでも仕方がない気はします。
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