駅の改札で「Suicaを紛失して帰れないので500円貸して」と声をかけられました。~への解説コメント

2024/10/06 07:51



相手をだまして同情させ誤解させ、少額のお金を詐取する行為を「寸借詐欺」と呼び、刑法上では詐欺罪が適用されます(刑事事件相談弁護士ほっとライン 「寸借詐欺は詐欺罪で逮捕されるって本当?寸借詐欺の定義や対処法を詳しく解説」より)。財布を忘れた、落としてしまったので困っている、お金を貸してほしいと尋ねてくるパターンが多いようです。「「財布を落として…助けてください」と忍び寄る犯罪者」(集英社オンライン)によると、警察官ですらこの寸借詐欺にあった事例もあるとか。

記事の事例では声をかけてきた人の立ち位置が不明ですので判断が難しいところですが、自分の知らない人であるのなら、素直に交番に案内をするのがベストの選択でしょう。

なお今氏では9月1日や5月4日にもほぼ同様の事例が紹介されています。寸借詐欺は頻発化しているのかもしれません。

少額をだまして手に入れる寸借詐欺。「返すつもりだった」と主張すれば詐取するつもりではないと主張できるのでリスクも低いかなとする側は思っているのでしょうかね。あるいはだまされたと分かっても少額だから面倒くさいので諦めるだろう、とか。

いずれにしてもこの類の話は今に始まったものではなく、昔からずっとある手口。そもそも「同情してお金を貸しましたが」とあるけど、知らない人にお金貸すなよ、どうやって返してもらうん? というツッコミ事案ですよね、これ。

しかしファイナンシャルフィールドで定期的に似たような手口の寸借詐欺の話が出てくるってことは、それだけ頻発してるのかしら…(棒読み)

スポンサードリンク



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー