最近、本はほとんど「kindle」で買っています。もしAmazonが倒産したら、kindle本は読めなくなりますか? 安くて場所も取りませんが、「紙の本」~?への解説コメント

2024/10/20 18:03



アマゾンのKINDLEストア利用規約には「お客様個人の非営利の使用のみのために、該当のKindleコンテンツを閲覧、使用、および表示する非独占的な使用権が付与されます」とあり、購入電子書籍は、その書籍データの所有権ではなく、利用する利用権を得たにすぎません。この点が、紙媒体の書籍を購入するのと大きな違いです。

アマゾンそのもの、あるいはKINDLEストアが無くなれば、その電子書籍は利用できなくなりますが、その他に特定の電子書籍が事前の告知付き、あるいは何の前触れもなく非公開となる場合もあります。サービスそのものが無くなった時は代替として他のサービスへの移行便宜やポイント返還などがあり得ますが、電子書籍単位で無くなった時は、その類のものは無いのが通例です。

無論紙媒体の書籍も紛失したり汚れたりすることがありますが、電子書籍には電子書籍ならではのリスクがあることを承知しておくべきです。

電子書籍まわりで案外理解されていないのが、この「電子書籍の購入は電子書籍データの所有権ではなく、利用閲覧権でしかない」ということ。そのデータが無くなればいくら利用権を持っていても利用することなどできないし、そのデータは容易に削除変更されうるのですね。

もちろん紙媒体の書籍も汚れたり破損したり紛失するリスクはあるし、当然かさばるし重たいし邪魔。検索もできない。けれど、電子書籍が万能というわけではないことを理解した上で、利用して欲しいものです。

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