「到底達成不可能では混乱」経団連会長、最低賃金1500円公約を牽制への解説コメント
2024/10/23 07:21
【不破雷蔵さんのコメント】「最低賃金1500円」は簡略化された表現で正確には「最低賃金の全国加重平均額で1500円」です。全都道府県が一律1500円以上ではありません...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/WwVKSf4rlu
— 140gnews (@140gnews) October 22, 2024
「最低賃金1500円」は簡略化された表現で正確には「最低賃金の全国加重平均額で1500円」です。全都道府県が一律1500円以上ではありません。本文で語られている全国平均1055円は全国加重平均額のことで、東京都は1163円、一番低い秋田県は951円となり、200円以上の開きが生じています。
一方、仮に2020年代で全国加重平均額1500円を達成するためには、あと5年分の更新でとなりますから、毎年89円の引き上げが必要になります。直近分では51円でしたから、実現のためには大胆な、そして加重平均の際にウエイトが大きい適用労働者数の多い大都市圏で多分の引き上げが求められます(単純労働者数で勘案すると、全国6764.9万人のうち東京都が一番多く837.9万人、神奈川県が507.6万人)。
なお「最低賃金1500円」は元々、一部労働団体や政党が即時実施の形で求めていたことも併せ記しておきます。
この類の話は努力目標的なところが大きいから、頭ごなしに不可能だから混乱云々とするのもいかがなものかという感は強いのですがね。それとも設定目標に対して努力すべく最低賃金をもりもり上げるような動きがあると困るのかしら…。
第一、最低賃金ってのはあくまでも法に定めた最低限の賃金ってことで、その賃金は底の底の額でしかなく、そこを目指せってわけではないのですよね。どうも最低賃金を、その額にしておけば文句は言われないだろう、ぐらいのものにしかとらえていない感が強くて。だからもりもり上げなきゃいけないんでしょうが。
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