「月200万円」働いていますが、月給は20万円です。時給で計算すると「最低賃金」を下回っているのですが~への解説コメント
2024/10/23 17:55
【不破雷蔵さんのコメント】じきに修正がかかると思いますが、表題の「月200万円」は「月200時間」のミスでしょう。 昨今話題の最低賃金ですが、厚労省の「最低賃金額以...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/Fk9kDqzkwP
— 140gnews (@140gnews) October 23, 2024
じきに修正がかかると思いますが、表題の「月200万円」は「月200時間」のミスでしょう。
昨今話題の最低賃金ですが、厚労省の「最低賃金額以上かどうかを確認する方法」に公的な調べ方が掲載されています。記事対象者は月給制ですので、基本的に「月給÷1箇月平均所定労働時間>=最低賃金額(時間額)」で最低賃金以上か否かを確認します。最低賃金には基本給以外に職務手当も対象となりますが、通勤手当や時間外手当は対象外となるので、基本給と職務手当を足して、労働時間で割り、時給を試算してその額を該当地域の最低賃金と比較すればよいわけです。本記事では題名だけで質問が終了しており、手当部分や勤務地が不明のため、判断はできません。
なお最低賃金は全労働者に適用されるわけではありません。特例措置による減額される場合があります。特定地域内の特定の産業の基幹的労働者とその使用者に適用される、特定最低賃金もあります。
誰にでも間違いはあるし、勘違いだけかもしれないけど、さすがに「「月200万円」働いていますが、月給は20万円です」は読んでておかしいと思わなかったのかな、校正は何をしてるのかなと疑問を呈しますね。売上200万円で月給20万円を意味するのなら、最低賃金云々は何の関係もない話ですし。
そして月給制における最低賃金抵触の是非の計算は、結構ややこしいところがあるので、表題だけで質問が済んでしまうファイナンシャルフィールドのスタイルでは、答えなど分かるはずもないというのが実情。また、通常の最低賃金が適用されない就業スタイルかもしれないですから。
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