約7割の小・中学生が学校貸与の情報機器を家庭で利用--モバイル社会研究所調査への解説コメント

2024/10/25 06:42



内閣府の「青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、小中高校生のデジタル機器利用状況を尋ねたところ、

スマホ…74.3%
学校配布・指定のパソコンやタブレット型端末…69.7%
家庭用ゲーム機…65.9%
テレビ…61.1%
自宅用パソコンやタブレット型端末…46.1%
未契約のスマホ…15.1%
従来型携帯電話…6.3%

となり、学校配布・指定のパソコンやタブレット型端末が非常に高い値を示している実情が確認できます。学校種類別で見ると、小学生が73.6%、中学生が72.0%、高校生が64.7%となり、小中学生に限定すると7割超となります。

具体的な利用内容は

勉強…80.7%
検索…62.9%
動画…18.5%
撮影・制作…15.6%
地図…13.3%
ニュース…11.5%

などとなり、学校貸与という事情もあり、勉強などに使われるのがほとんどとなっています。

国策として展開されているのだから、学校貸与のタブレット型端末などが家庭に浸透し、その実情が調査統計に出てくるのは当然の話で。いまやネット接続が当たり前となり、ネット接続端末としての認識もされているテレビ同様、驚いている人もいるかもしれないですが。

子供達が使っている内容は、やはり勉強関連が多い。ゲームなどは少数派。当然といえば当然の話で、ばれるようなことはしたくないでしょうし、そもそもできないようになっているかもしれないですね。

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