若者の離職率、3年以内で「34.9%」──15年で最高に 「甘い」「根性だけでは」…世代間ギャップも “成長実感”求める?への解説コメント
2024/10/26 18:00
【不破雷蔵さんのコメント】今件は25日付で厚労省から発表の「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します」で詳細が確認できます。なお3年以内離職率はその...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/UULd0PN8uS
— 140gnews (@140gnews) October 26, 2024
今件は25日付で厚労省発表の「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します」で。3年以内離職率はその性質や過去の経験則から、不景気時ほど下がる傾向が。再就職が難しいため離職を我慢するからのようです。公開開始の1987年以降の動向は、前世紀末にかけて30%前半に届いたあとは、ほぼ横ばい、やや上下を見せた後、2021年ではやや上昇し34.9%に。
1987年 28.5%
1990年 26.5%
1995年 31.9%
2000年 36.5%
2005年 35.9%
2010年 31.0%
2015年 31.8%
2016年 32.0%
2017年 32.8%
2018年 31.2%
2019年 31.5%
2020年 32.3%
2021年 34.9%
高齢者では否定派が多いですが、離職率が高いのは、企業が就業者に必要な対価を提供しているかの観点でも考える必要があるでしょう。
動画のインタビューでは押しなべて高齢者が離職に否定的だったけど、そもそも当時において企業が労働者に呈していた対価報酬と、今の労働者への企業の対価報酬、同じものだと思っているのかな、とか、労働者の責務・求められているものと対価とのバランス、同じだと思ってますか、的な。労働者が求めているものを、求心力のあるものを、提供していますか、と。まぁ、終身雇用制の崩壊なども要因なのでしょうけれど。
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