高校生の娘から「iPhone16が欲しい」とねだられましたが、「14万円」もするので困っています~への解説コメント

2024/10/30 06:52



スマホの普及率がここまで高い昨今では(内閣府の青少年のインターネット利用環境実態調査によると、高校生のスマホ普及率は97.4%)、スマホがファッションアイテムのようなポジションとなり、新しいもの、珍しいもの、有名なもの、知人が持ち自慢をしているものを欲しがるのは不自然なことではありません。また、iPhoneはここ数年、毎年新機種を展開させており、その点でもトレンドリーダー的な扱いをされ、持つことの有益性を訴えてくるのも理解はできます。

一方で、約14万円という金額は、高校生の持つスマホとしては高いのも事実です。金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」によれば、高校生の平均的な小遣いは6629円。2年分近くに相当します。「自分で(ある程度の額を自腹で)出すのなら買ってもいい」と答えることで、自分がどれほどのものを買おうとしているのか、理解してもらうのがよいでしょう。

ファイナンシャルフィールドには先日も「毎年新しいiPhoneをおねだりする高校生の娘」の話があったばかりで、ネタ切れなのは仕方がないけど頻度があまりにもアレ過ぎませんか、というツッコミはさておくとして。

ファッションアイテム化しているスマホの買い替えについて、コスメとかイヤリングとかを買うのとはレベルが違うのだから、「友達も買ってるから買って」というのはおかしいと思わないんかいな、という感が強くて。まぁ、自分が欲しいものに関して「みんな持っているから」という言い訳をするのは、子供の常とう手段ではあるのだけど。

お年玉などの蓄財をしていれば、それを吐きださせて買わせる、補助にするというのがいいのでしょうね。そうすれば14万円がどのような金額を意味するのか、理解はできるはず。

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