酒に酔って駅員を平手打ち、けがさせる 神戸の43歳会社員を現行犯逮捕への解説コメント

2024/11/03 07:26



日本民営鉄道協会の「鉄道係員に対する暴力行為の件数・発生状況について」によると、直近では年間517件の駅員や乗務員などの鉄道係員に対する暴力行為が確認されていますが、そのうち54.0%において加害者の飲酒が確認されています(無しは30.2%、不明15.9%)。また発生時間帯としては22~5時がもっとも多く、この時間帯だけで166件、曜日としては土曜日がもっとも多く95件。今事件は統計上、もっとも鉄道係員に対する暴力行為が起きやすい属性で発生したことになります(ちなみに場所は改札がもっとも多く191件、次いでホームの175件)。

酩酊者の暴力行為は得てして酔いが醒めた後で「酔っていて覚えていない」と自身の行為を否認するものですが、現行犯逮捕である以上、加害行為をしたことに違いはありません。

ちなみに年齢階層別で見ると、60代以上がもっとも多く118件、50代が103件、40代はその次で78件。

現行犯逮捕された以上、行為に関する言い逃れはできないわけで。酩酊者の事件沙汰については、解釈判断が難しい感はあるのが個人的感想。そういうことをしでかすぐらい飲むんじゃない、というツッコミをまずは入れるべきなのかしら。酔うとそういう行動に走りかねないってことは、自身がよく知っているはずですし。

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