だから20代男性の4割が「デート経験ゼロ」に…「恋愛は嫌だが、男友達とのBBQなら行く」日本の若者の生きづらさへの解説コメント

2024/11/03 19:23



本文での令和4年版の『男女共同参画白書』ですが、大本は男女共同参画局の「令和3年度 人生100年時代における結婚・仕事・収入に関する調査報告書」をベースとしたもので、2022年3月に発表されたものです。なおこの調査は内容的に国立社会保障・人口問題研究所の「出生動向基本調査」とたいへん似通っており、似たような設問があちこちに見られます。

公開資料から本文中の値について詳細を。

配偶者・恋人はいない…65.8%/51.4%
配偶者はいないが恋人はいる…19.1%/27.3%
配偶者がいる(内縁)…1.5%/1.4%
配偶者がいる(法律婚)…13.6%/19.8%

(男性20代/女性20代)

20代にしては結婚・恋人ありの人が多いように見られますが、厚労省の人口動態統計・月報年計によれば、平均初婚年齢は夫31.1歳・妻29.7歳となっており、晩婚化が進んでいることが再確認できます。

売りたい書籍なのか、ネタにできそうな内容だからなのかは不明ですが、自社の書籍を再構築してさも新作の記事のように仕立てた宣伝記事なら、タイトルに「PR」とでも書いといておくんなまし、というツッコミはさておき。

大学進学者が増えているので20代前半ぐらいまでは学生暮らしが続くから、会社員となってからの恋人探しの期間は少なくなるし、手取りも少ないので恋人はいたとしても結婚などおぼつかないし…という感じて、20代では婚姻はおろか恋人創り(?)も大変でしょうというのが実情。実際、既婚者の話として統計を見ても、職場や仕事の関係、アルバイト先で配偶者となった人と出会ったという事例が最も多い…ああ、アルバイト先という手がありますね。

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