若年層の約8割が『スマホを見ながら飯』。そのうち6割が食事を作業的と認識への解説コメント

2024/11/05 17:58



国立青少年教育振興機構の青少年の体験活動等に関する意識調査(2022年調査)でも食事などの最中にスマホが気になる人の割合は高い結果が出ています(スマホ利用者限定、よくある+時々あるの合計)。

小学4年生…22.4%
小学5年生…21.9%
小学6年生…24.9%
中学2年生…30.8%
高校2年生…41.7%

年上ほど高い値ですが、これはスマホの熱中度やリアタイのチェック必要性が高いSNSの利用度が影響しているものと思われます。

また特にすることがない時、とりあえずスマホを操作している人は

小学4年生…62.1%
小学5年生…68.3%
小学6年生…77.9%
中学2年生…88.9%
高校2年生…93.9%

となります。

これらは、親の時代における新聞のながらや、スマホの前にはよく見られたテレビと同じようにも思えます(テレビと比べれば能動的な行動なのが問題ですが)。

昔から新聞や雑誌を見ながらとか、最近まではテレビを見ながらご飯を食べるのは行儀としてどうなのよという話がよくされていたけど、最近ではもっぱらスマホしながの食事について。子供にとってスマホは今や生命維持装置的なものにすらなりつつあるから、ご飯中でもトイレや風呂の中でも操作したくなるという気持ちは分からないでもないし、テレビはともかく新聞や雑誌は、やはりトイレや風呂でも見る云々ってのはありましたし…。

ただスマホの場合、テレビとかと比べると能動的で、しかも注力度が高いので、ながら行動のおろそかになり度が尋常なものではない感はあるのですよね。これがちょっと怖い。

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