国民・玉木代表 〝年収の壁引き上げで7.6兆円減収〟ネガキャン報道けん制「逆に7兆円国民の手取りが増える」への解説コメント

2024/11/05 18:00

【不破雷蔵さんのコメント】政府の試算につき、具体的な試算内容の開示がないため、数字の確からしさを検証することができません。一方で指摘の通り、7.6兆円分の徴税がされな...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/gbXpmwgP6x

— 140gnews (@140gnews) November 5, 2024

政府の試算につき、具体的な試算内容の開示がないため、数字の確からしさを検証することができません。一方で指摘の通り、7.6兆円分の徴税がされないことは、その額がそのまま国民の手元に残ることを意味します。

NRIで今件に関する試算が発表されていますが(「国民民主党の基礎控除等拡大策（年収の壁対策）」)、それによると所得税額が1033.6億円減るとあります。地方税もほぼ同額とすると、合わせて2000億円強。「壁」には他にも「130万円の壁」(社会保険自己負担)などいくつか存在し、「7.6兆円」はそれらの壁による社会保険料の分まで含めている可能性があります(それでもまだ過剰に思えますが)。

一方でNRIの試算では1033.6億円の減税でGDPは217.1億円引き上げられると試算しています。その試算にはありませんが、労働供給の後押しによる労働市場の活性化など、多様な効果が期待できます。

文字数制限からコメント本文では書けなかったけど、すでに「年収の壁」に対するさまざまな対応策は打たれていたりします。主に保険関連ですけどね。その辺りの対策は考慮されているのかな…あー。もしかして、すでに始まっているこの対策にかかる予算分も「7.6兆円」に含まれてたりしません？ もしそうなら、あの試算はダメダメですね(すでに実施されていることをあたかも今回の政策で新たに生じるように計算しているのですから)。まぁ、そこまでひどいことはないでしょうけど。

「年収の壁」対策がスタート！パートやアルバイトはどうなる？
https://www.gov-online.go.jp/article/202312/entry-5288.html
国民民主党の基礎控除等拡大策（年収の壁対策）：1,030億円程度の減税規模で217億円程度の景気浮揚効果か
https://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2024/fis/kiuchi/1030_2

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