20代で“最低限の仕事”しかしない部下。いわゆる「静かな退職」でしょうか?~への解説コメント

2024/11/07 18:31



ソニー生命保険の「社会人1年目と2年目の意識調査」によると、社会人1・2年生で社長にまで出世したい人は7.3%、役員は13.7%、部長は18.4%、課長は12.4%。出世したいと思わない人は48.2%。社会人1年生(48.2%)より2年生(52.8%)の方が出世したいと思わない人が多いあたり、出世した先輩の実情を見て判断した結果だと推測できます。報告書でも「『出世したら負け』という言葉も聞こえるほど、近年では出世したくない若者が増えている。その原因として、出世した上司が幸せそうに見えない、所得以上に業務量やストレスが増える、プライベートが犠牲になる、などの見方がある」と分析しており、納得ができます。

「もったいない」と思う質問者は、出世が割に合うものなのか否か、少なくとも若年層にはどのように見えているのか、その現状について確認するべきでしょう。

どこまでこの質問が本当なのか否かはさておくとして。若年層が出世に無関心なのは、ひとえに出世することのメリットを見いだせないため。「能力があり「出世」も見込めるのに、もったいない」とか言ってるけど、それを口にした人が若年層だった時の出世の意味と、今の意味とでは大きく違っているのが実情。出世したのならちゃんと相応のメリットを提示し、実際に提供し、そういうものなのだよと後に続く人たちに知らしめなきゃいけなかったのに、それをしなかった。そういうものだから、出世したくないとする意見が増えてくるのも当たり前の話。

そもそも「もったいない」の言葉の中身は? 詳しく教えて欲しいですね。

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