「103万円の壁」議論で注目される、自民党政権下で続けられてきた社会保険料アップ 会社員には「手取り減」と「賃上げ抑制」という二重のしわ寄せへの解説コメント
2024/11/08 18:10
【不破雷蔵さんのコメント】題名に「自民党政権下で続けられてきた」とありますが、1955年の自民党結成後、政権交代は何度か起きています。1993年からの細川内閣~羽田内...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/okEY86a1wa
— 140gnews (@140gnews) November 8, 2024
題名に「自民党政権下で続けられてきた」とありますが、1955年の自民党結成後、政権交代は何度か起きています。1993年からの細川内閣~羽田内閣~村山内閣、2009年からの鳩山内閣~菅内閣~野田内閣がそれです。また、他党が閣外協力や連立の形で参加した例も多々あります。それらの期間で、社会保険料が下げられたとの話は聞きません。
総務省の家計調査で家計単位における社会保険料や直接税の、対実収入比率を見ると、直接税は8%前後でほぼ一定、一時期は減少した時期もあるほどなのに対し、社会保険料の比率はほぼ一定して右肩上がりとなっており、1953年当時は2.4%だったものが2023年には10.9%と5倍近くもの負荷増加となっています。
一方、社会保険料の増加は社会構造の複雑化・近代化に加え、高齢化に伴う医療をはじめとした社会保障負担の増加が要因。特定政党が、政府が、というレベルの話ではありません。
さり気に「自民ガー」だったので、この類の話への即効薬「政権交代何度かあったよね」というツッコミを。日本の社会的構造の結果だから、仕方がない面が多いのよね。こういう話をする人に、「それじゃ、高齢者向けの医療福祉などの社会保障政策、削減して社会保険料減らしてみます?」とかいうと逆ギレするのにね…そして仮にそんなことをしても、総合的に社会負担はかえって増えると思いますよ?
70年あまりにわたる収入と税金の変化(家計調査報告(家計収支編))(最新)
https://garbagenews.net/archives/2391955.html
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