結局「VR」や「メタバース」は「AI」に比べて盛り上がっているのか? 伸び悩むVR市場のいまへの解説コメント

2024/11/11 18:20



総務省の情報通信白書によれば、世界全体のVRヘッドセットの出荷台数予想は次の通り(万台)

2022年…1250
2023年…1540
2024年…2030
2025年…2320
2026年…2600

白書ではここ数年は毎年この値を提示していますが、何度か下方修正が生じています。また過去においては2019年にAR/VRハードウェア出荷台数が減ったことについて「VRゲームに多数のベンダーが参入したものの、市場で淘汰が進んだことにより、2019年にかけて出荷台数が減少」と説明していました。

本文の通り、VRは実際に(高額を出費して)経験しないと、その実態が分かりにくいのが弱点。そして利用目的が分かりにくいのも問題点。白書ではエンタメ以外に、不動産部門や旅行の疑似体験、訓練や教育、ナビゲーションなどへの活用を例示していますが、その説明の通り、エンタメ以外でも大きな動きがあると良いのですが。

ぶっちゃけると本文の通り、AIは無料で味見できるけど、VRはそれが無理だからってのが結論。試乗会みたいなのも時々開かれてるけど、それでカバーできる人が何人いるか。眼鏡をかける気軽さでセッティングできて、お値段がスマホぐらいになれば、それこそスマホぐらいには普及浸透すると思うのですけどね。「何をやったらいいのか分からない」ってのは、結局そういう話のガイドがまだ少ないのが一因なわけで…。

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