「106万円の壁」撤廃へ…議論本格化 社会保険加入“20時間の壁” 200万人に影響…「これ以上減らされたら困る」手取り減の懸念への解説コメント
2024/11/12 08:23
【不破雷蔵さんのコメント】厚生年金加入の年収制限「106万円の壁」の撤廃案は、「103万円の壁」と類似の話であることから、「明らかになった」など、この機に合わせてとの...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/U71tzfpKpY
— 140gnews (@140gnews) November 11, 2024
厚生年金加入の年収制限「106万円の壁」の撤廃案は、「103万円の壁」と類似の話であることから、「明らかになった」など、この機に合わせてとの伝えられ方をしていますが、実際には検討は以前からのもの。2025年に年金法が改正されるため、それに合わせてのものです。具体的な公的会議としては2024年2月に厚労省で開始の「働き方の多様化を踏まえた被用者保険の適用の在り方に関する懇談会」が該当し、同省内で議事録や資料も開示されています。畳みかけるように合わせて、と報じれば注目を集めるとの報道側の意図は理解できますが。
なお「106万円の壁」は、それ以下の賃金でも被用者保険適用となると、国民年金第1号被保険者(20歳以上60歳未満の自営業者、農業者、学生、無職など)より低い負担で基礎年金に加えて報酬比例部分の年金も受けられるため不公平となることから、負担と給付のバランス調整のために設けられたものです。
先日も「厚生年金加入の収入要件「106万の壁」撤廃の方向で調整 厚労省への解説コメント」で伝えたけど、「103万の壁に合わせて厚生年金の話を繰り出しやがった」的な話をすれば読み手のヘイトを集められて集客できるよね、という報道側の悪意が丸見えで、困っちゃう的な話。今更「明らかになった」って、あんたらどれだけ怠慢ぶっこいてんのよ、それともタイミング見計らってため込んでたの?
で、その過程で、年収の壁対策については以前からあれこれ対策もうたれ始めていて、その多くが去年から施行されているのだけど…どれだけ報じられたかな。事業者側が手掛けてくれないと活用できないのも多いので、公知されるってとても大切なのだけど。
働き方の多様化を踏まえた被用者保険の適用の在り方に関する懇談会
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37693.html
年収の壁、突破へ 年収の壁を超えて希望通り働けるようになります。
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/nennsyuunokabe/index.html
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