最低賃金、決定プロセス見直しも 規制改革会議、1500円が焦点への解説コメント
2024/11/13 07:22
【不破雷蔵さんのコメント】現在の最低賃金が都道府県別の最低賃金を適用労働者数でウエイトをかけた加重平均で求められている(労働者数が多い地域ほど全国の最低賃金に与える影...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/g8qqH38872
— 140gnews (@140gnews) November 12, 2024
現在の最低賃金が都道府県別の最低賃金を適用労働者数でウエイトをかけた加重平均で求められている(労働者数が多い地域ほど全国の最低賃金に与える影響が大きくなる)のに対し、労働団体などでは「地方の方が物価は安いが交通費がかかるから」などの理由で全国一律で1500円以上を要求している(全労連公式サイトより)ことなどから、一律にする、あるいはそれに近いこと指している可能性はあります。
一方で厚労省の「最低賃金制度」のページの通り、地域別の最低賃金は「労働者の生計費」「労働者の賃金」「通常の事業の賃金支払能力」を総合的に勘案して定めるものとされており、このプロセスにメスが入る可能性もあります。
ただ今回の見直しが最低賃金の引き上げを模索しての動きである以上、「労働者の生計費」「労働者の賃金」の底上げを前提とした計算方法の改訂がなされるかもしれません。
現行の最低賃金は年一で変更されており、このペースを速めるべきとの需要は耳にしたことがないので、おそらくは賃金を受け取る側の声がもっと反映されるようにとの思惑ではないかと予想できる。と、なると現行のプロセス内における、受け取り側の声をもっと多分にウエイトがかかるようにするのでは…とは思うのだけど、それをすると今度は企業側がキレる可能性が高くなる。何しろ現状の雰囲気でも、地方企業を中心に反発の声が高まっていますから…とはいえ、その地方からの「もっと最低賃金をあげろ」との声が大きいのもまた事実。
最低賃金の引き上げに伴い、いやむしろ逆で、企業の売上・利益の増加に伴い、賃金も引き上げられるのがベストなパターンなんでしょうけど…。
地域別最低賃金はどのようにして決められているの?
https://saiteichingin.mhlw.go.jp/point/page_point_how.html
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