実家の母が同じ電子レンジを20年以上使っている……なにか問題はないの?【専門家が解説】への解説コメント

2024/11/18 07:25



電子レンジの世帯普及率は2014年時点ですでに9割台後半で(全国消費実態調査)、そのためか、普及率や買い替え年数などの統計で知られる総務省の消費動向調査でも対象外。

関西電力の「教えて!かんでん+」によると、電子レンジは主要部品のマグネトロン(食材を温めるためのマイクロ波を放出する部品)の寿命が約10年のため、買い替えは10年といわれています。また本文の通り、法令上、製造打ち切りから8年は修理用部品を確保できるため、それ以上経過した場合は修理不可となるので、最低8年とみるべきかもしれません。

ただしマグネトロンの寿命の前に、それ以外の部品が痛むかもしれません。汁物のこぼれで内壁のコーティングが剥がれたり、他の電子部品が壊れ、性能低下・動かなくなる事はあるでしょう。

そのようなトラブルがない限り、そして新機種に実装されている多様な調理機能が必要でない限り、買い替えの必要はないでしょう。

本文にある通り、熱量をほぼ直接使うタイプの家電は、効率面での革命が起きない限り、あまり新機種に対するアドバンテージはなかったりする。冷蔵庫とかエアコンだとまた違ってくるんだけどね。まぁ、色んな部品がへたってくるし(LEDそのものが長寿命でも他の部品がいかれてLED電球が使えなくなるのと同じ)、新機能を使いたいって人もいるでしょう。

ただ電子レンジとかトースター、あとは炊飯器もかな、って、よほどの調理好きでもない限り、シンプルな機能部分だけで十分充足しちゃうんだよねえ。

電子レンジの寿命は10年?!知っておきたい買い替えのサインと長持ちさせる方法
https://media.kepco.co.jp/study/17577947

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