「教師の処遇改善が何よりも必要」 再来年度には小学校“25人学級”を全学年で導入へ 山梨・長崎幸太郎知事への解説コメント

2024/11/27 07:51



文科省の学校基本調査の公開値を基に、小学校における1学級あたりの収容人員を見ると次の通り(2023年度)。

7人以下…20.1%
8~12人…5.2%
13~20人…8.3%
21~25人…14.6%
26~30人…27.4%
31~35人…21.6%
36~40人…2.9%
41~45人…0.0%

概算平均値は22.34人となります。25人学級はボリュームゾーンよりも内の話となります。直近年度でも50人以上の学級が複数確認できるのは事実ですが、一方で概算平均値は1980年度の33.75人をピークに年々減少、1990年度には30人を割り込んでいます。

ちなみに中学校の平均は26.83人で、小学校より4人強多くなっています。

教師の負担減のためにクラス人数減らすっていう主張だけど、確かに人数が減れば負担は軽くなるだろう。多様性の尊重とか子供の人権とか色々出ているので、昔のようにはできないし。

けどその一方で、部活動のあれこれとか雑務とか、サービス残業的なものをしなきゃならない状況を作っているのは、クラス人数だけじゃなく、他にもいろいろあって、そちらには手をつけているのかな、という所管。

2023年度は小学校22.34人・中学校26.83人…小中学校のクラス人数推移(最新)
https://garbagenews.net/archives/2014321.html

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