「闇バイト」の呼称が"犯罪意識を低める"の声…警察庁に「名称変更の可能性」を直撃への解説コメント
2024/11/29 07:47
【不破雷蔵さんのコメント】例えば東京都の「どっちが闇バイト? クイズでわかる “危険な求人情報”の見分け方」にもあるように、公的機関でもこの名称は使われていますが、「...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/CxteKLvgmy
— 140gnews (@140gnews) November 28, 2024
メディア上で、そして日常会話で反復されると、その言葉そのもののイメージが対象事案のイメージとして固定化する傾向はあります。例えば東京都の「どっちが闇バイト? クイズでわかる “危険な求人情報”の見分け方」にもあるように、公的機関でもこの名称は使われていますが、「トクリュウ」などと共に、多くはマスコミによる「分かりやすいから」「言葉自体のネガティブさで、それだけで閲覧を避けることがないように」との思惑で創作・あてはめられており、その本質を考えると、よいことではありません。
実際、トビラシステムズの「闇バイトに関する意識調査」によると、「闇バイト」に参加することについて、言葉の意味を知っている人は怖い人が94.5%なのに対し、知らない人は70.1%にとどまっています。字面だけでは怖いと認識する人がこれだけ減ってしまうのです。
似たような話としては、「万引き」「サービス残業」「援助交際」などがありますが、マスコミの事情などで物事の本質を誤解釈させるような仕草は、好ましくないといえましょう。
ちなみに、万引きは窃盗の一種(代金を支払わずに無断で商品を持ち出す行為)なのだけど、窃盗が万引きとは限らないので、念のため。
前にも書いた記憶があるけど、闇バイトなんて名称にせずに「使い捨て日雇い犯罪(者)」とかにすりゃいいんですよ。「万引き」じゃなくて「商品窃盗」、「サービス残業」じゃなくて「ただ働き」。
トビラシステムズ、「闇バイト」に関する意識調査実施 10代の約3割が闇バイト募集を「見たことがある」
https://tobila.com/news/report/p1626/
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