読売新聞が6年ぶり値上げ 来年1月から4800円への解説コメント
2024/12/02 07:19
日本ABC協会の新聞発行部数に関して、公開情報として容易に取得可能な範囲の2023年後期分まででで勘案すると、主要新聞社の朝刊販売部数は次の通り(万部)【不破雷蔵さんのコメント】日本ABC協会の新聞発行部数に関して、公開情報として容易に取得可能な範囲の2023年後期分まででで勘案すると、主要新聞社の朝刊販売部数は次の...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/klSmMwoQau
— 140gnews (@140gnews) December 1, 2024
読売…618.2
朝日…356.8
毎日…162.4
日経…143.7
産経…91.2
今でも読売は日本国内で最大の販売部数を示しています。もっとも2014年あたりから部数は漸減中で、かつてキャッチコピーとしていた「販売部数1000万部超」の6割程度でしかなくなっているのが現状です。地域別販売動向では読売は特に関東・近畿のような大都市圏で強く、都道府県別では茨城・埼玉・千葉・東京・神奈川・滋賀・大阪・和歌山・山口の9地域で販売部数トップ。今回の値上げがどこまで部数動向に影響するか、気になるところです。
一方で新聞業界全体の経営難はどこも同じで、日本新聞協会の公開値の限りでは、従業員は漸減中で直近2024年において増えた部局は電子メディア部門のみ。編集部門も製作部門も営業部門も管理部門も数を減らしています。
部数が減れば減るほど配達コストが上がって、さらに値上げが必要になり、さらなる部数減を誘発する、と…。ネガティブスパイラル状態。惰性で取っている人は維持するだろうけど、更新の際に考え直す人も多いだろうね。
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