「既存メディアVSネット」で見落とす“大事な視点”。マスコミは偏向、SNS情報こそ真実は正しいのかへの解説コメント

2024/12/05 08:02



新聞通信調査会「メディアに関する世論調査」によると各メディアの信頼度は50点を基準とした場合

NHKテレビ…67.0%
新聞…66.5%
民放…61.8%
ラジオ…55.2%
インターネット…49.5%
雑誌…42.8%

とあり、ネットは雑誌よりは高いものの、新聞やテレビよりは低い信頼度となっています。

テレビや新聞はそれ自身が配信側の業界・集団的なモノを意味する一方で、ネットはツールでしかなく、「インターネット」との名前の配信社が存在するわけではありません。信頼性・正確性は情報の発信元に連動する問題であり、新聞やテレビ、ラジオはほぼそのままイコールとなるものの、インターネットや雑誌はツールとしての意味合いが強くなります。「ネット」とひとまとめにして事実か否かを云々するのは無意味です。特定の車種の自動車に大きな欠陥が見つかったとしても、自動車全体が欠陥品ではないのと同じです。

テレビ局や新聞ですら、それぞれの媒体で提供している内容と同じ情報を、ネット経由でも配信している以上、この比較自身が無意味であること、二元論的な考えそのものが間違いでしょう。

ネットは信じるな、既存メディアこそ真実で神、的な話が最近また増えてきたなという印象はさておくとして。ネットってツールだから中身は珠玉混交ではあるし、事実か否かってのは発信元に寄るところが大きいわけで。今問題視されているのは情報伝達のツールの選択ではなく、発信元の信ぴょう性、情報発信に対する姿勢なんだけどね。


インターネットでニュースはどの程度閲覧されているのだろうか(最新)
https://garbagenews.net/archives/2238735.html

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