あまりに残酷ではないですか?…悠々自適の老後を確信していた勤続30年超・55歳の年収850万円部長が男泣き。発端は「可愛がってくれた社長の病死」への解説コメント

2024/12/08 08:06



どこまでこの話が本当なのかはさておくとして。

内閣府「生活設計と公的年金に関する世論調査」によると何歳まで収入を伴う仕事をしたいかには、全体では64歳ですが、女性より男性、若年層より高齢層の方が高い値を出すのが傾向で、例えば男性18~29歳では61.2歳ですが、60代になると66.8歳。男性高齢回答者の多くは「もう少し働きたい」との意思を持っているようです。一方で女性は60代で63.5歳、70歳以上だと63.9%で、男性ほど仕事への熱中さは見られません。

また内閣府「高齢者の経済生活に関する調査」(2020年実施)によれば何歳まで収入を伴う仕事をしたいかとの問いの最多回答は

60代前半…65歳
60代後半…70歳
70代前半…65歳
70代後半…65歳
80歳以上…65歳

となり、全般的には60代ではもう少し働きたい、70代以上は仕事はもうしたくないとするのが支配的になるようです。

メディアがある程度絞れるのはまだマシなんだけど、最近とみにこの類の、設問がザルだったり、具体的事例&本文主旨のトリガーとなったとされる事案があまりにもゆるゆるだったりで、どこまで本当のことなんだろうと首を傾げる今日この頃。こういう、経済的お話の説明のような記事のために、質問をでっちあげるスタイルって、ちゃんとその旨を明記しておかないとまずいと思うのですよね。


シニアに聞いた「何歳ぐらいまでお金もらえる仕事したい?」(最新)
https://garbagenews.net/archives/2266550.html

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