VHSの寿命は「20年」? 2025年にはテープの再生が難しくなるかもへの解説コメント
2024/12/11 07:59
【不破雷蔵さんのコメント】2025年問題は国立映画アーカイブの「マグネティック・テープ・アラート」に詳しい資料や関連情報などが掲載されています。2025年の理由につい...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/5LwCQksxnz
— 140gnews (@140gnews) December 10, 2024
2025年問題は国立映画アーカイブの「マグネティック・テープ・アラート」に詳しい資料や関連情報などが掲載されています。2025年の理由については「動作可能な再生機の維持が、スペアパーツの供給と保守サービスの終了により不可能となるためであり(中略)キャリアの経年劣化などから、デジタイズの難度と費用の高騰が見込まれる」「磁気テープは保存環境が悪ければ30年程度で再生できなくなる」とあります。実際、経年劣化でテープの磁気が劣化したりテープが物理的に破損、さらにはカビ化することも容易にあります。
一時期流行ったDVD化も光学メディアである以上、長期保存の期待はできません。むしろ磁気テープより短い10~20年程度と言われています。デジタルデータ化が無難でしょう。再生可能なデッキとデジタル化のソフトが入手できれば、自身で作業できるのですが(テープの劣化対応は業者に任せねばなりませんが)。
2025年ってのはあくまでもハード側、人員側の問題で、テープの劣化はもっと前から深刻な状態が続いてるんじゃないかな、と。保存状態云々いうけど、よほどの人じゃない限りベストの環境下での保存は出来てないと思う。業者に頼めば磁気大劣化、カビ生えまくりのテープも再生してもらえるのかな…としても、再生しないと価値が分からないものを、一律高額で対応処理願いってもつらいかな。
マグネティック・テープ・アラート
https://www.nfaj.go.jp/onlineservice/mtap/
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