専業主婦優遇「3号」廃止見送り 厚労省、次期年金制度改革でへの解説コメント
2024/12/13 08:15
【不破雷蔵さんのコメント】厚労省 社会保障審議会年金部会の資料でも「3号は女性の勤労意欲をそぎ、社会進出を阻害。廃止すれば女性の経済的自立が進む」などが確認できます。...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/tMKUzlONqz
— 140gnews (@140gnews) December 12, 2024
厚労省 社会保障審議会年金部会の資料でも「3号は女性の勤労意欲をそぎ、社会進出を阻害。廃止すれば女性の経済的自立が進む」などが確認できます。
3号は主婦年金とも呼ばれ専業主婦の年金確保を目的として制定されたもので、本文指摘の通り設立当初より数は減らしていますが、未だなお多くの人が恩恵を受けています。また日常生活は世帯単位で行われるのが常であり、「夫婦どちらかが就労する世帯・夫婦共働き世帯・単身世帯とも、一人あたり賃金水準が同じであれば、どの世帯類型でも負担・給付が同じになる構造となっていること、多様な属性の者を含む第3号被保険者の所得保障の柱として機能している制度」(同部会資料より)であり、生活単位となる世帯ベースでの公平性のための制度に他なりません。企業の要請で専業主婦(夫)の選択を阻害すると解釈されても止む無しです。
イソップ寓話の「北風と太陽」を思い起こさせます。
本当は財源云々ってところなんだけど、それをいうとブーイングの嵐となるので、女性の社会進出のためという旗振りで廃止が進められている3号年金問題。今回は廃止見送りとなったけど、先日も言及したように、フェミ系の動きが多分にあるので、今後も激しい圧力があるんじゃないかなあと。専業主婦の年金上の優遇を無くせば、きっと働いてくれるはずだとか、ホント、「北風と太陽」的な話だよなぁと。
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