オーストラリア人が「一番不思議」と驚いた日本の習慣、「テクノロジーがすごいのに…」もはや使っているのは日本だけ?への解説コメント

2024/12/14 19:02



内閣府の消費動向調査によると世帯普及率が2024年時点で37.3%にとどまり、2012年の58.6%からはほぼ漸減しているFAXですが、今記事のように旧態依然、前テクノロジーなものとしてあつかわれることが多々あるのが実情です。

しかしながら情報通信ネットワーク産業協会の調べによると、有職者のうち2022年度では米国で69.0%、2023年度ではドイツで50.7%がFAXを使用していると回答しています。また米独ともに、現在使用者の8割以上の人が今後も使い続けると回答しています。

使う理由としては米国は「確実に届く」「印刷受信文書をそのまま使う」「FAXを使う取引先が多い」「簡単に使える」、ドイツでは「FAXを使う取引先が多い」「簡単に使える」「印刷受信文書をそのまま使う」「確実に届く」の順となり、両国のFAXに対する違いの見方が見て取れます。

何かと日本だけ、旧態依然とネタにされがちなFAXだけど、実は海外でもそれなりに使いつづけられていて、しかも使用理由も日本とさほど変わらない。時間があればもっと掘り下げて、他国の動向を知りたいところ。


米国におけるファクシミリの利用調査結果を公開 ~米国では今でも7割の方がファクスを利用!~
https://www.ciaj.or.jp/pressrelease2023/9094.html

ドイツにおけるファクシミリの利用調査結果を公開 ~ドイツでは今でも5割の方がファクスを利用!~
https://www.ciaj.or.jp/pressrelease2024/10250.html

スポンサードリンク



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー