年賀状「出していない」41% 「もうやめたい」26% 毎日新聞世論調査への解説コメント

2024/12/16 08:10



「年賀じまい」は、Googleトレンドの限りでは2019年12月から確認できます。にもかかわらず、今年は大きな話題となり、年賀じまいをする人が増えているように見えるのは、やはり郵便料金の大幅な値上げと、年賀はがき発行枚数の大幅な減少があるからでしょう。

2009年以降毎年減少している年賀はがきですが

2009年 -5.8%
2010年 -2.0%
2011年 -4.0%
2012年 -2.1%
2013年 -4.8%
2014年 -3.3%
2015年 -3.0%
2016年 -1.9%
2017年 -5.2%
2018年 -14.1%
2019年 -4.6%
2020年 -12.6%
2021年 -10.6%
2022年 -12.1%
2023年 -14.1%
2024年 -25.7%

と、2024年の減少ぶりは際立っています。これが「年賀じまい」を後押しした一因といえましょう。

定期的に購入したり支払っているものって、値上げが止めるきっかけとなる場合が多いのよね。惰性で続けているものを考えさせる猶予を与えてしまう。それに加えて1/4もの発行枚数の減少とくれば、それじゃ止めようかと考えるのも無理はない。

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