体育館のエアコンに格差? 「避難所」の学校では設置加速 地域差もへの解説コメント

2024/12/16 18:10



文科省「公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況」によると2024年9月時点の公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況は次の通り

小中学校
 普通教室…99.1%
 特別教室…68.7%
 体育館等…22.1%

設置率引き上げは懸命に行われているようで、例えば小中学校の場合、2年前と比べて普通教室は+3.4%p、特別教室は+5.4%p、体育館等は6.8%pと、設置率が漸増しています。もっとも、体育館は災害時に避難場として使われる一方で予算調整などの事情もあることから、「災害時の調達協定等により緊急時には外部より確保可能」な状態にするのも並行して行われており、その数を合わせると31.7%となります。

なお文科省「国庫補助事業について」によれば、体育館への空調の新設及び併せて実施する断熱性確保工事に対し、1/3の国庫補助を行うとしています(令和7年度まで)。

格差格差と騒げは注目されるというふしがメディアにあって、ちょっとうんざり。ひとえに予算の問題でしょうに。まぁ、地理的な問題もあるケースもあるのでしょうけど。ランニングコストも相応にかかるでしょうし…。


公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyosei/mext_01278.html

国庫補助事業について
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyosei/zitumu.htm

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