20代の娘が「月15万円のクレカ支払いを肩代わりしてほしい」と言ってきました。20代なので自分で管理してほしいのですが、もう親が管理するしかないのでしょうか?への解説コメント
2024/12/18 18:19
【不破雷蔵さんのコメント】JCBの「キャッシュレスに関する総合調査」によるとクレカ保有率は87%に達しており、クレカが支払いの基本となる場面も多くなっていますが、それ...#Yahooニュースのコメントhttps://t.co/kAjYB2fMj2
— 140gnews (@140gnews) December 18, 2024
JCBの「キャッシュレスに関する総合調査」によるとクレカ保有率は87%に達しており、クレカが支払いの基本となる場面も多くなっていますが、それと支払いきれない分を親に肩代わりしてもらうのとは別問題です。クレカには基本的に(連帯)保証人の設定はなく、娘氏も成人している以上、肩代わりの義務はありません。むしろしない方が、教育になるはずです。まずは「何に使ったのか」を聞くべきでしょう。
また今回は15万円との金額が明記されていますが、単に「15万円」ではなく「月15万円」とあるため、「毎月15万円分のクレカの支払いを肩代わり」とも読めます。この場合、年間で180万円になりますので、基礎控除額110万円を超えており、贈与税が発生してしまいます(国税庁 No.4402 贈与税がかかる場合)。もちろん一時的に立て替えるだけで、第三者にも明示できる形での借用の形を成し、返済させればよいのですが。
…と言うか、女子大生が多額のクレカを使って親に払わせようとしたって話、あったばかりだよね。どうしてこうも立て続けに同じ話が流れるの?
No.4402 贈与税がかかる場合
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4402.htm
キャッシュレスを利用している人は94%、クレジットカードの保有率は87%と高水準を維持
https://www.global.jcb/ja/press/2024/202403151200_others.html
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