水道水が硬水の国では、水を買って飲むこともあるようです。日本の水道水は安全といわれているにもかかわらず、なぜ飲料水を購入するのでしょうか?への解説コメント

2024/12/19 18:13



マイボイスコム「ミネラルウォーターの飲用に関するアンケート調査」によると、普段よく飲む水(複数回答)として市販のミネラルウォーターを購入して飲むと回答した人は37.0%。サントリー「ウォーターレポート」によると、普通にミネラルウォーターを購入する人は69.4%に達しています。また、「飲み水」と聞いて思い浮かぶものとして水道水が25.2%なのに対しミネラルウォーターは57.5%。若年層ほどミネラルウォーターを選ぶ人が高い傾向があります。

「ウォーターレポート」にも一部解説がありますが、日本で普及した理由としては前世紀末における貯水タンクの汚れや水道水問題、2000年問題での対策としての備蓄品としての需要、そして東日本大震災における飲用水の確保需要で大きく需要が伸び、一般化しています。総務省の家計調査で世帯ベースの消費量を見ても、2011年で購入額・量ともにイレギュラーな伸びが確認できます。

消費の多様化とか、オシャレ化とか、あとは備蓄用・防災用としての需要が大いに拡大したってのが大きいやね。一度普及すると、それが当たり前のような認識となる。特に先の震災で、一部流言によって水道水を異様に忌避する動きがあったから…。


ミネラルウォーターの飲用に関するアンケート調査
https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=28201

世帯単位での各種飲料の利用性向推移(家計調査報告(家計収支編))(最新)
https://garbagenews.net/archives/2045229.html

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