蛍光灯、27年末に製造禁止 政府、水銀規制で政令改正への解説コメント

2024/12/24 17:52



経済産業省生産動態統計で蛍光灯の動向を確認すると(項目は「蛍光灯器具(直管又は環形管を使用するもの)」)、直近の2024年10月時点で

生産数量…12000
生産金額…1億600万円
販売数量…12000
販売金額…1億600万円
月末在庫…3000

となり、すでに少量のみの生産で、それも在庫が無くなるほどに売れている状態です。各家庭などですべき対応についてはすでに多数の関連サイトなどで言及されていますが、例えばノジマの「【2027年で生産終了】蛍光灯の生産・輸出入が禁止になる理由と対応策は」では今後の蛍光灯や代替品となるLEDの動向、代替品への差し替えの際の注意点などが語られています。

なお経産省でも公知されている通り、「既に使用している製品の継続使用、廃止日までに製造された製品(在庫)の売り買い及びその使用が禁止されるものではありません」。

政令改正は本日付とのことだけど、同様の内容は随分と前からあちこちで注意喚起などの形で出ているので、この報を耳にして慌てふためく人はいない…はず。

なお代替品となるLEDだけど、熱を持たないことによるデメリットはさておくとしても、実際には思ったよりも暗いものというケースもあるので、品定めは慎重に。そしてLEDそのものの寿命は長くても、その商品に使っている別の部品の寿命が先に尽きてしまうというおまぬけなケースもあるので、ご注意あれ。


【2027年で生産終了】蛍光灯の生産・輸出入が禁止になる理由と対応策は
https://www.nojima.co.jp/support/koneta/186883

統計表一覧(経済産業省生産動態統計)
https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/seidou/result/ichiran/08_seidou.html#menu2

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