紀藤正樹弁護士「もはやこれが日本の実力」1人あたりのGDPが韓国下回る「政府はどうする」への解説コメント

2024/12/25 07:43



IMFや財務省公開資料によれば、円換算の実質GDPはリーマンショックでの大幅下落以降はほぼ漸増していますので、ドル換算の1人当たりのGDPは為替レートの動向が大きく影響しているようです。財務省発表資料期間内で最上位の11位をつけた2012年では49139ドル/人ですが、その時の名目GDPは497兆円。直近2023年では22位・33849ドル/人ですが、名目GDPは556兆円となります。

一部で指摘の国民負担率ですが、OECDのデータベースで対GDP比における国民負担(租税負担+社会保障負担)は、日本では34.1%。これはOECD平均の34.0%とほぼ同等。フランスは最高の46.1%、ドイツ39.3%、英国35.3%、韓国32.0%、米国27.7%などです。日本は特段高いわけで無ければ低いわけでもありません。

叩けるのなら何でも使うって精神は見上げたものだけど、ちょっとこじつけ部分がアレだし、スポーツ紙とはいえ日刊スポーツも、こんな戯言を記事にするとか、よほど低コストを追及されているのかなという気はする。


日本は34.1%…国民負担率の国際比較(最新)
https://garbagenews.net/archives/2399100.html

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