餅による高齢者の窒息死には認知機能の低下も関係?雑煮はより注意!事故を防ぐ食べ方のコツと普段からできる予防法への解説コメント

2024/12/31 08:05



東京消防庁では毎年年末にかけて、お餅による窒息事故への注意喚起として「餅などによる窒息事故に注意!」の情報発信をしています。その最新版によると、東京都での餅などに起因した窒息事故による救急搬送者数は毎年12月から1月にかけて増え、2019~2023年の累計では12月が43件、1月は142件に及んでいます。

またこの窒息事故による搬送者は深刻な状況の場合が多く、「中等症(生命の危険は無いが要入院)」以上の病症の人が7割強に達しています。さらに搬送者の90.5%は65歳以上の高齢者で占められ、事実上の高齢者事案となっています。

東京消防庁では高齢者の窒息事故が多い理由について、個人差があるとしながらも「一般的に、かむ力や飲み込む力が弱くなり、だ液の分泌量も減少し、食物が詰まりかけた時に咳をする反応が弱いなどの理由により窒息事故が発生しやすくなる」としています。

なんで高齢者は餅ばかり食うのかね…美味しいのは分かるけど、という思いを持つ人も多いであろう、年末年始における喉への餅詰まらせ事案。咀嚼・飲みこみ機能が老化しているのだから、若い頃と同じように食べればトラブるのは当然なんだけどね。


東京消防庁、高齢者などのお餅(もち)窒息事故に対し注意喚起(最新)
https://medi.ldblog.jp/archives/2012913.html

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