森永康平氏 103万円の壁引き上げ交渉で国民民主に指摘「200万とか250万とふっかけておけば」への解説コメント

2025/01/03 07:54



国民民主の「政策各論インデックス」にある通り、103万円の基礎控除などの合計を178万円に引き上げるのは、103万円に決まった1995年からの最低賃金の上昇率1.73倍を乗じた結果で、これは「所得税を課す最低金額の引き上げ等を行い、賃金上昇に伴う名目所得の増加によってより高い所得税率が適用され、賃金上昇率以上に所得税の負担が増える「ブラケット・クリープ」に対応」するためのものという根拠のある数字となります。仮に、厚労省の賃金構造基本統計調査を元に初任給で勘案すると、男性高卒で1.23倍、高専卒で1.35倍、大卒で1.24倍。物価上昇率で勘案すると2023年時点で1.10倍。

ネタとしてのやりとりだと思いたいですが、200万や250万のような、何の根拠もない数字を出しても、支持もされず、相手にされないだけの話です。

正月用の羽子板の掛け合いじゃないんだから、そんな根拠のない数字を出しても、ねえ…。真剣に提案してたとしたら、「お前は何を言ってるんだ」のネットミームの顔しちゃうぞ。

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